【マタイによる福音書13章52節】そこで、イエスは言われた。「だから、天の国のことを学んだ学者は皆、自分の倉から新しいものと古いものを取り出す一家の主人に似ている。」

主イエスは、天の国のたとえをいくつも語った後、締めくくるように弟子たちに問いかけられた。「あなたがたは、これらのことがみな分かったか。」弟子たちは「分かりました」と言った後に主イエスが言われたのがこの言葉です。  当時のユダヤの社会では、学者といえば聖書と伝承に通じた人を意味しました。ですから、主イエスが弟子たちに言おうとしたことは、「新しいもの」はキリストの福音、「古いもの」はイスラエルの聖書、すなわち、キリストの信仰と聖書です。  2020年も、十字架と復活の信仰に立ち、御言葉に聞く生活を送りたいものです。また、一方で、自分の倉から新しいものと古いものを取り出す一家の主人のように、120年を迎える大磯教会の信仰の伝統に学ぶと同時に、新しい教会のやり方を見つけていくことも大切なことでしょう。奉仕のあり方についても、今までのやり方に囚われず、意見を出して、良い方法を見出していくこと。教会は常に喜びに満ちている場所であってほしいと願うのです。閉塞した時代の中にあって教会は自分を開き、明確に福音を伝えて行きたいものです。