【テサロニケの信徒への手紙一5章17節】絶えず祈りなさい。

 「ガッテン!」というテレビ番組を見ていたら、生活にリズムが大切だという内容でした。難病で歩行が困難な人が、メトロノームの音に合わせてスムーズに歩いている様子を見て驚きました。コロナ禍で通常の生活が確保できなくなると、生活のバランスを崩してしまいます。先日、地区の牧師会が開催され、ある牧師が、コロナ禍で生活が楽になっていることに慣れては危険だ、と言ったことにハットしました。確かに、聖研、その他の集会が無いので時間的に余裕が出来ているのは確かです。一般的に、現代人は忙しすぎます。時間的にも、心の姿勢においても余裕を失い、人の心にあるより大きな想い、あこがれが抑えつけられ、窒息しかかっています。「人はパンだけで生きるものではない」とあるように、人の心は、祈りという糧なしには枯死するのです。私たちは主イエスが教えてくれた「主の祈り」を絶えず祈ります。祈るとき、物質面にも精神面にも、自分の生の営みのすべてを神さまに委ねます。より大いなる方の意志に心の波長をあわせて、毎日の生活に向かいます。「絶えず祈りなさい」。日々の生活で直面する事柄すべてを、ごまかすことなく見つめ、それらの一つひとつに誠実に応えていくとき、私たちの生きること自体が,すべて祈りへと変容していくのです。