聖書:イザヤ書54章4―10節、ヨハネによる福音書14章25-31節

27節に、「心を騒がせるな。おびえるな」という言葉があります。弟子たちの中におびえがあったのです。世に出て行く勇気がなかったのです。30節に、「世の支配者がくる」と主イエスは言われています。主イエスは捕らえられ、弟子たちは、主イエスとの別れがきます。心配し、恐れている弟子たちの心に、「さあ、立て、ここから出かけよう」と主イエスは言われました。私たちにも、主は呼びかけられているのです。私たちは、日々、様々な不安、悩み、おびえに襲われます。そのような私たちを、主イエスは気遣われています。弁護者なる聖霊が、すべてのことを教え、主イエスが話したことを、ことごとく思い起こさせてくださるのです。私たちを見送るというよりは、むしろ主イエスが先に立って出ていくのです。その後を私たちも後に従うのです。弟子たちは、おびえ、心を騒がせたと記されていますが、しかし、おびえを知っているというのは戦う者のしるしです。戦うのをやめた人間には、おびえは無いのです。礼拝の最後に牧師が祝祷をもって、送り出します。祝祷は「派遣」とも言われます。礼拝をした人々が、神によってこの世の中に遣わされて行くのです。主イエスの名によって牧師は祝福をもって送り出すのです。