【テモテへの手紙Ⅰ―4章4節】
というのは、神がお造りになったものはすべて良いものであり、感謝して受けるならば、何一つ捨てるものはないからです。
緊急事態宣言の期間、主日礼拝は家庭礼拝を守るという生活を続けています。つくづく思うのは、私たちの信仰生活は日曜日の教会での礼拝と聖書研究祈祷会や定例的な集会によって信仰生活が保たれているということです。当たり前と思っていた信仰生活が無くなった時、与えられていた恵みに気づき感謝を覚え、そして日々、健康に生活できることに感謝を覚えるのです。主イエスが「日用の糧を今日も与えたまえ」と食事のための祈りを教えていてくださったのも素晴らしいことです。食事を備えてくださり、またマスクをしながらも毎日スーパーのレジに並ぶ大変さも感謝します。ある方が、このテモテへの手紙4章を読んでつくづく反省したと言っています。三度三度の食前の祈りをどんなに形式的に好い加減にしていたか。食事のたびにする感謝の祈りが、どんなに素晴らしいものであるか自分は改めてよく分かったと言っています。印象的な言葉が有りました。
「深い苦しみによって打ちのめされることがあっても、主は恵みとあわれみに富んだ方です。取り去ってしまう神を心からほめたたえてください。主は与え、そして主は取られる方なのです。」