【マタイによる福音書6章34節】
だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。
今日は収穫感謝日・謝恩日という日です。今の日本は終戦後の時代を思えば豊かな時代になりました。インターネット、スマホがあり、どの車も性能がよくなりました。食べ物も何でもあります。冷凍食品もレストランで食べるのとあまり変わらないように思います。収穫に感謝です。また23日は勤労感謝の日で労働に感謝の日です。
列王記上17章にエリヤがカラスに日々の食料を運んでもらった話しがあります。「数羽の烏が彼に、朝、パンと肉を、また夕べにも、パンと肉を運んで来た。水はその川から飲んだ。」と。今、ウーバーイートの配達が急激に進みました。自宅にいながら通信販売で何でも届きます。便利な時代です。しかし、そのような豊かさの中にいても、私たちは常に思い悩むのです。幸せは便利さでは買えないのかもしれません。高齢化社会にあり、様々な病気と闘い、経験すると予測しなかった新型コロナウイルス感染も経験しています。確かに気が休まることはないのかもしれません。感謝を覚える日に、あらためてこの言葉を味わいましょう。「明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。」